技術士とは?

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皆さんは技術士がどのような者かご存知でしょうか?

前回の記事では「技術士と博士の違い」を簡単に比較してみました。

何となく凄い人?よくわからないという方も多いと思います。

技術士を目指す方は、この定義をしっかり抑えておかないと

勉強のモチベーションも維持するのが難しくなると思います!

今回はそんな技術士について、法律で定められている技術士法を

引用して次の2点について解説してみたいと思います!

①技術士の目的とは?

②技術士の定義とは?

技術士の目的とは何でしょうか?

技術士は何のために存在するのでしょうか?

その答えは技術士法の第1条に定められています!

技術士の目的(技術士法第1条)
科学技術の向上と国民経済の発展に資する。

少し難しいですよね。ただ、この定義は技術士を理解するにあたって

重要な定義です。定義は物事を理解するのに重要です。少し噛み砕いてみます。

技術士は現存する技術に満足せずに、それを応用して科学技術を向上させる。

その技術を使って国民を助け、経済を豊かにする!こんなイメージです。

つまり、技術士の目的は「社会貢献」です!

社会に貢献するために、技術士が必要なのです。

②技術士の定義(技術士法第2条)
技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。

うーん、さすが法律。固い文章で難しいですね。。

噛み砕くとざっとこんな感じです!

専門知識を土台として、それを応用して

計画、研究、設計、分析、試験、評価、指導を行う者、です。

技術士は受験時点で一次試験を突破、もしくはJABEE認定した

教育プログラムを受け、実務経験が7年以上必要な資格です。

このキャリアからも想像できるように、経験と知識は持っていて当たり前です。

そして、習得した知識と経験は応用して初めて新たな知見や技術を創造します。

つまり、技術士とは単に知識が豊富な人、ではなく

産業界に知識を応用できる人が技術士!

AIやIotの必要性が叫ばれる昨今では、機械が得意とする知識よりも

本来人間が得意とする(機械では代用できない)思考力、応用力をもっと

活かさなければなりません。技術士はまさにそういう人なのです。

上記2点の考え方は、技術士を目指す上で非常に重要な考え方です。

口頭試験時にも必ず試問される項目でもありますので

しっかり理解されておくと良いかと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

次回の記事では技術士の資格とはどんなものか解説していきたいと思います!

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